「いけないこと」っていったんその禁を犯してしまうと、かえって病み付きになってしまいますよね、良くある話ですが。 最近普通にHするだけよりも、それまであまりHの色々なバリエーションを知らなかった女性に、体験させてあげるというシチュエーションが「おいしい」と思う様になりました。蕾のような性の感覚を、慈しんで撫で回して花開かせる、ある意味調教にも似た征服欲なのかもしれません。 先日、テレクラで30代半ばのある既婚女性の方と出会いました。いけないかなと思いつつ、深い仲になってしまいました。 決して不幸でもないし、今の生活に大きな不満がある訳でないのに、どこかで「何か」を待ち望む気持ちをお持ちなのだそうです。「ないものねだり」ともおっしゃいました。私は「いけないことかも知れませんが、それは仕方ないことだ」とも彼女を慰めました。その日は止めどもない話をし、私の電話番号を彼女に伝え、終わりました。 次の日、早速彼女から電話がありました。あれこれ色々お話をして良いお友達といった雰囲気になりました。際どい話題も少しづつ出始めました。実際に会ってみたい、とどちらからともなく口にし始めました。明日時間をとって欲しいと多少強引にお願いしました。まんざらでもなさそうな彼女の口調と、「わたし、ガードの甘い女じゃないよ、変なこと期待しないでね!」との態度とは矛盾する言葉に、彼女の本音を見い出したような気がしました。 で、その翌日、彼女は少し恥ずかしそうな素振りを全身に漲らせながら待ち合わせ場所に現れました。二人きりで会っているところを誰かに見られたら困ると言うことで、少し離れたところのホテルへ行きました。「変なことしないよ、絶対しないからね」ホテルの駐車場に停めた車から、彼女を下ろすのに20分以上もかかってしまいました。手の掛かる女やんなぁ…とため息を付く一方で、だだっ子のような彼女の振る舞いを「かわいらしい」とも感じました。「遊び慣れていない」ことが手に取る様に分りました。 …そして、彼女と私がホテルから出て来たのは、その7時間後だったのです。 部屋に入ってから、強引に彼女を押し倒したりはしませんでした。トラウマにしたくなかったからです。ひたすら、お話しを伺いました。御主人のこと、お子さんのこと、御主人の御両親とのこと、心が自由になれないともおっしゃいました。自分の存在理由はとても小さいものだと嘆いておられました。「私なんていなくても良いのよ」と涙ぐんでいました。 愛されているという実感に欠けた結婚生活の姿が垣間見えました。 私はソファーの隅に縮こまる様にして座り、涙ぐんで話し続ける彼女を、愛おしいとさえ思う様になりました。 なんとか、彼女の心を暖めてあげたいと思いました。 手を握りました。 身体を重ねました。 弱々しい力で逃れようとする彼女の股間を指で弄びました。 かたくなった肉の蕾を摘み、捩り、擦り、叩き、ベッドの中で何度も踊らせました。 重ねた唇には、もう抵抗はありませんでした。 舌と舌が絡み合い、唾液を交換し合い、お互いを啜り合いました。 服を一枚一枚、ゆっくりと剥ぎ取り、肌を摺り合わせました。 ファスナーやホックに私の指が絡む度に全身がビクッと震える彼女を、私はかわいいと思いました。 そして幼女をあやす様に、優しい囁きを鼓膜に流し込み続けました。耳もとに情熱的に唇を寄せました。耳の後ろにキスをし、首筋に舌を這い回らせ、耳たぶを唇で弄び、耳の穴の奥まで舌先を差し込み、彼女が何度も全身を硬直させ、押し殺したような小さな声で悲鳴を上げ、荒い呼吸が何度も止まるような激しい快楽の奔流を、彼女の全身に導いたのです。そして彼女の心の片隅に残っていた「ためらい」さえも、押し流してしまったのです。 汗ばんだ身体の二人はやがて、お互いの裸体に腕を回し、かたく抱き合いました。もう彼女の仕草に迷いはありませんでした。彼女の顔に浮かんだ微笑はとても自然なもので、既に性への好奇心をなんら隠してはいませんでした。 素肌と素肌の触れあう感触を貪り合いました。 お互いの滴る汗をタオルで拭い合いました。 二人の熱くなっている粘膜を求め合いました。 糸を引くまで唾液の交換に勤しみ合いました。 お互いに脚の付け根にある局部を、掌で愛撫し合いました。彼女は私自身の重量感を確かめる様に、きつく握り占め、私は彼女の肉の亀裂の深さを確かめる様に、指を差し込んでいました。 やがて彼女から「トドメを差して」と、荒い呼吸で途切れ途切れになりながら囁かれました。 もちろん、私はその言葉を無視して彼女の泉を掻き回すことに専念していました。 私の指だけで何度か頂点を極めていた彼女は上ずった声で「はやく、もっと」と引きつった声を上げ始め、ついに「頂戴、お願い、私にあなたのアレを!」「欲しい、だから入れて欲しいの!」と悲鳴にも似た叫び声を上げ始めました。そそり立つ欲望の肉の塊が、愉悦の蜜をたたえる肉壺の奥底に、力強く、深く、何度も、捻り込まれました。 私たちは、結ばれました。繋がりました。満たされました。満たし合いました。 私たちは、姿勢を変えました。動きやすい姿勢、深く突き刺さる姿勢、獣のような姿勢、局部が丸見えの恥ずかしい姿勢、何度も変えました。 その度に大きな深い波に飲み込まれました。何度目かの大きな波が来て、全身の力を使い果たした二人は、身体中に響いている愉悦の波が静まるまで抱き合いました。ずっとそうしていました。素敵な時間でした。 帰路、車中で彼女が無意識のうちに、かわいらしい歌をハミングしていたことが、とても印象深く私の心に突き刺さっています。 「…やっぱりいけないことよね、こんな関係って。いけないからこそ深みにハマってしまう、そんな感じがする。日常の向こう側の、本当の私を知っているのは、今日こんな経験を分かち合ったあなたと私だけなんやもん。」 彼女の言葉を聞きながら、深みにハマったのは自分かも…とぼんやりと感じている自分がいました。
「いけないこと」っていったんその禁を犯してしまうと、かえって病み付きになってしまいますよね、良くある話ですが。
最近普通にHするだけよりも、それまであまりHの色々なバリエーションを知らなかった女性に、体験させてあげるというシチュエーションが「おいしい」と思う様になりました。
蕾のような性の感覚を、慈しんで撫で回して花開かせる、ある意味調教にも似た征服欲なのかもしれません。
先日、テレクラで30代半ばのある既婚女性の方と出会いました。
いけないかなと思いつつ、深い仲になってしまいました。
決して不幸でもないし、今の生活に大きな不満がある訳でないのに、どこかで「何か」を待ち望む気持ちをお持ちなのだそうです。
「ないものねだり」ともおっしゃいました。
私は「いけないことかも知れませんが、それは仕方ないことだ」とも彼女を慰めました。
その日は止めどもない話をし、私の電話番号を彼女に伝え、終わりました。
次の日、早速彼女から電話がありました。
あれこれ色々お話をして良いお友達といった雰囲気になりました。
際どい話題も少しづつ出始めました。
実際に会ってみたい、とどちらからともなく口にし始めました。
明日時間をとって欲しいと多少強引にお願いしました。
まんざらでもなさそうな彼女の口調と、「わたし、ガードの甘い女じゃないよ、変なこと期待しないでね!」との態度とは矛盾する言葉に、彼女の本音を見い出したような気がしました。
で、その翌日、彼女は少し恥ずかしそうな素振りを全身に漲らせながら待ち合わせ場所に現れました。
二人きりで会っているところを誰かに見られたら困ると言うことで、少し離れたところのホテルへ行きました。
「変なことしないよ、絶対しないからね」ホテルの駐車場に停めた車から、彼女を下ろすのに20分以上もかかってしまいました。
手の掛かる女やんなぁ…とため息を付く一方で、だだっ子のような彼女の振る舞いを「かわいらしい」とも感じました。
「遊び慣れていない」ことが手に取る様に分りました。
…そして、彼女と私がホテルから出て来たのは、その7時間後だったのです。
部屋に入ってから、強引に彼女を押し倒したりはしませんでした。
トラウマにしたくなかったからです。
ひたすら、お話しを伺いました。
御主人のこと、お子さんのこと、御主人の御両親とのこと、心が自由になれないともおっしゃいました。
自分の存在理由はとても小さいものだと嘆いておられました。
「私なんていなくても良いのよ」と涙ぐんでいました。
愛されているという実感に欠けた結婚生活の姿が垣間見えました。
私はソファーの隅に縮こまる様にして座り、涙ぐんで話し続ける彼女を、愛おしいとさえ思う様になりました。
なんとか、彼女の心を暖めてあげたいと思いました。
手を握りました。
身体を重ねました。
弱々しい力で逃れようとする彼女の股間を指で弄びました。
かたくなった肉の蕾を摘み、捩り、擦り、叩き、ベッドの中で何度も踊らせました。
重ねた唇には、もう抵抗はありませんでした。
舌と舌が絡み合い、唾液を交換し合い、お互いを啜り合いました。
服を一枚一枚、ゆっくりと剥ぎ取り、肌を摺り合わせました。
ファスナーやホックに私の指が絡む度に全身がビクッと震える彼女を、私はかわいいと思いました。
そして幼女をあやす様に、優しい囁きを鼓膜に流し込み続けました。
耳もとに情熱的に唇を寄せました。
耳の後ろにキスをし、首筋に舌を這い回らせ、耳たぶを唇で弄び、耳の穴の奥まで舌先を差し込み、彼女が何度も全身を硬直させ、押し殺したような小さな声で悲鳴を上げ、荒い呼吸が何度も止まるような激しい快楽の奔流を、彼女の全身に導いたのです。
そして彼女の心の片隅に残っていた「ためらい」さえも、押し流してしまったのです。
汗ばんだ身体の二人はやがて、お互いの裸体に腕を回し、かたく抱き合いました。
もう彼女の仕草に迷いはありませんでした。
彼女の顔に浮かんだ微笑はとても自然なもので、既に性への好奇心をなんら隠してはいませんでした。
素肌と素肌の触れあう感触を貪り合いました。
お互いの滴る汗をタオルで拭い合いました。
二人の熱くなっている粘膜を求め合いました。
糸を引くまで唾液の交換に勤しみ合いました。
お互いに脚の付け根にある局部を、掌で愛撫し合いました。
彼女は私自身の重量感を確かめる様に、きつく握り占め、私は彼女の肉の亀裂の深さを確かめる様に、指を差し込んでいました。
やがて彼女から「トドメを差して」と、荒い呼吸で途切れ途切れになりながら囁かれました。
もちろん、私はその言葉を無視して彼女の泉を掻き回すことに専念していました。
私の指だけで何度か頂点を極めていた彼女は上ずった声で「はやく、もっと」と引きつった声を上げ始め、ついに「頂戴、お願い、私にあなたのアレを!」「欲しい、だから入れて欲しいの!」と悲鳴にも似た叫び声を上げ始めました。
そそり立つ欲望の肉の塊が、愉悦の蜜をたたえる肉壺の奥底に、力強く、深く、何度も、捻り込まれました。
私たちは、結ばれました。
繋がりました。
満たされました。
満たし合いました。
私たちは、姿勢を変えました。
動きやすい姿勢、深く突き刺さる姿勢、獣のような姿勢、局部が丸見えの恥ずかしい姿勢、何度も変えました。
その度に大きな深い波に飲み込まれました。
何度目かの大きな波が来て、全身の力を使い果たした二人は、身体中に響いている愉悦の波が静まるまで抱き合いました。
ずっとそうしていました。
素敵な時間でした。
帰路、車中で彼女が無意識のうちに、かわいらしい歌をハミングしていたことが、とても印象深く私の心に突き刺さっています。
「…やっぱりいけないことよね、こんな関係って。
いけないからこそ深みにハマってしまう、そんな感じがする。
日常の向こう側の、本当の私を知っているのは、今日こんな経験を分かち合ったあなたと私だけなんやもん。
」 彼女の言葉を聞きながら、深みにハマったのは自分かも…とぼんやりと感じている自分がいました。